暮らしを豊かにするための製品開発は『工学』が基本となっていますが、製品を作るだけでは暮らしは豊かになりません。さまざまな分野の活動があって、初めて私たちが恩恵を受けることができます。
自動車を例にすると、安全な車社会を実現するために道路交通法が定められたり、車の安全性基準を設定したりという部分で法律学が、消費者に自動車が届くようにするために流通システムを確立したり販売店が営業活動をしたりという部分では経営学が関係してきます。
一見何の関係もないように思われる学問同士も、それぞれの学問を基にした活動が結びつき、自動車社会全体を支えています。


- 経済活動は1つの学問だけでは成立しません。どんな業界にも、それを支えている様々な学問や仕事があることを示しています。

- 自動車を例にして解説します。職業のバックグラウンドには学問があります。具体的な職業名と基になっている学問を示すことで、それぞれの学問を基にした活動が自動車社会を支えていることを理解させ、興味を持っている学問以外にも目を向けることが大切であることを伝えます。自動車を他のものに置き換えて、それに関連する仕事と学問を考えるグループワークをすることも有効です。
